介護士による介護を勉強するブログ

介護現場のお話、役に立つ情報を語っていきます。

介護現場において「セクハラ容認ケア」はNGな3つの理由

セクハラ

利用者からの暴力行為が問題になっても公にならないことが多い介護現場。
さらに見えない部分で深刻化してるのが利用者からのセクハラ行為です。
暴力行為とは違い職員によってはセクハラ容認ケアをしたりするのもあるようです。
今回はセクハラ容認ケアはNGの理由を語っていきます。

 

 

介護セクハラを逆手にとった行為が以前話題に

times.abema.tv

少し前にこんなニュースが話題になりました。
簡単に言うと女性介護士が「自分の身体(胸)を触らせて利用者を安心させる」という、いわゆるセクハラを肯定するものでした。
このケースについては賛否両論ですが、私個人はNG行為だと思うのです。

1.ひとりだけ特別なケアをしたらどうなるのか

そもそも介護現場はひとりだけ特別なケアをするのはダメなのです。
全員平等による統一なケアを行わないといけません。
依存したケアをひとりにやって他の利用者をほったらかしにしていたら
1人の利用者だけあれこれやっていたら「なんであの人だけ」と結果的にクレームになります。
以前語った依存ケアと同じ理由になります。

www.kaigo-aoi.com

2.ひとりがセクハラ容認したら、他の職員も危ない

記事のようなセクハラ容認ケアを行った場合、きっと利用者は他の職員にもセクハラをすると思います。
1対1のケアを絶対的にできない介護現場は他の職員がケアするときだってあります。
そんなときにAさんがセクハラ容認ケアをして、Bさんは拒否した場合
「Aさんは触らせてくれたのに触らせてくれないのはどういうことだ!」
という風になる可能性だってあります。

3.介護士としてのプロ意識がどこか違う

介護士という仕事は利用者のケアを(排泄、入浴、食事など)を行うものです。
そして状態変化が起きたら臨機応変に対応を求められています。
介護技術などで身体を使う仕事ですが別の意味で「身体」を使うとちょっと意味が違うのではないでしょうか?
身体を求めたケアであれば、そういう意味のお店になってしまうのでは?
介護士は異性が介助をすることもあるし、同性が介助することもあります。
羞恥心などを考慮するのならわかりますがセクハラ容認ケアはちょっと違うのです。

仕事だからセクハラを受け入れろと?
そんな為に介護士になったわけではないです。

仕事以外でもセクハラで悩んで苦しんでいる人もいるのです。
そういうのを求め、なんでも許してしまうのが介護の現場ならもう本当の意味で終わっています。

暴力行為も同じですが、セクハラも実質黙認してる管理職クラスやケアマネなども
もっと問題意識を高めることが絶対的に必要です。