介護士による介護を勉強するブログ

介護現場のお話、役に立つ情報を語っていきます。

介護施設の人員配置、4対1の見直し!?絶対に反対の3つの理由

介護施設の人員配置

介護施設の人員配置は現在「3対1」(利用者3人に対して介護職員1人配置義務)です。
これが今後4対1に緩和する可能性が出ています。
絶対に反対です。理由を3つ語ります。

www.joint-kaigo.com

1.人員不足を「誤魔化す」経営側のメリットしかない

3対1に関しても3人の利用者に1人の職員の配置を義務づけられてるのですがそれは建前上です。
入浴介助やホール対応、休憩の兼ね合いを考えたらこれでも回らないのが現実なのです。
「人員配置は問題ない」と見直された場合、経営側は人件費をより抑え人員不足を誤魔化す、より見て見ぬ振りをすることでしょう。
必然的に介護職員の一人の業務負担が増え、事故の元になります。
間違いなく現場側からデメリットしかありません。

リンク先で読んで気になる分を引用。

サービスの質を担保するためにより多くの職員を配置しているところが多く、実際の平均は概ね2対1となっている。

これはどこ情報でしょうか?そんなに余裕がある施設はむしろ少ないかと…

2.介護ロボット導入で人員削減?

そんなことを言っているのを見ますが
「介護ロボット」は全く持って普及してません。
人件費を削減して切り詰めてる介護施設が果たして数百万以上する介護ロボットを導入なんてするでしょうか?

www.kaigo-aoi.com

ロボット、機械が人を奪い取る時代が近づいていると言われていますが
まだまだ介護や看護、医療福祉の世界では難しいと思います。

 

3.昔より利用者の対応が難しいケースが増えてる

今は現場で働いてないケアマネ、相談員などが
「俺が昔現場にいた時はもっと少ない人でも回してたぞ」という人がいるのですが
現場で約10年働いてる私は年々、困難ケースな利用者は増えていると思います。
いわゆる介護職員を「何でも屋」「召使い」扱い利用者が年々増えています。
年々人員不足も加速し利用者が満足するサービスができてなかったり、
またケアマネが「何でもやります!」と現場に丸投げすることが原因のひとつでもあります。
人員配置の規制緩和が施行される場合、より困難ケースが対応ができなくなります。

政府、介護現場のケアマネや相談員等、現場職員との観点のズレが広がっているのを改善していかないと
より現場が首を絞められる状態になっていくでしょう