介護士による介護を勉強するブログ

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特養の待機者、依然30万人超 待機者はどこにいるの?

介護施設
厚生労働省は25日、特別養護老人ホームへの
入所を希望している待機者の動向を把握する調査の最新の結果を公表されました。
ちょっと疑問に思うのは待機者はどこにいるのか?介護士なりの話をまとめてみました。

 

 

特養待機者は30万人、多少減少傾向

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全国29.2万人で3年前と比べ待機者は3000人弱減少しているとの事。
厚労省の担当者は微減の要因について、「まだ詳細な分析は済んでいない」となっていますがこれは特養に入所できない間に「繋ぎ」で使っている介護施設などで長期入所している形になっていると推測されます。

本来の介護施設の活用の仕方と「違う使い方」をしてる利用者が多い

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以前記事でも書かせて頂いたので多少割愛します。(詳しくは上の過去記事で)
例えば老健であれば建前上「リハビリして3ヵ月で自宅に帰りましょう」という名目になっていますが
そのぐらい要介護度が低い利用者が入所するケースは少ないです。
ショートステイでも「短期入所」が目的で最長30日以上は自己負担になる為、ギリギリの夜で帰宅して朝に入所し
実質ほぼ施設で生活している。グループホーム、小規模で特養待ちで何年もずっといるなど
特養待ちの繋ぎがパンク気味でどこの介護施設も特養レベルの利用者ばかりになってるのが増えてるようです。

看取り介護加算

平成30年度改定され最近さまざまな介護施設で「看取り」をするという所が増えているのではないでしょうか?
看取りとはもともとは、「病人のそばにいて世話をする」、「死期まで見守る」という意味ですが
「看取り介護加算」とは、医師が回復の見込がないと判断したご利用者に対して、人生の最期の時までその人らしさを維持できるように、ご利用者やご家族の意思を尊重して、医師、看護師、看護職員が連携を保ちながら看取りをする場合に算定する加算です。
特に最近老健やグループホームで看取り加算、ターミナルケア加算などを行ってる所も増えていて看取りをする=最期まで見る。特養のような目的で使ってる利用者も多いと推測できるでしょう。

私なりのまとめ

実際の所、高齢者社会で介護度が上がっていても特養が足りなくどうしようもないのが現実的なのでしょう。
最近在宅メインで介護をする動きが増えてますが家族の介護が無い、独居などで自分で生活が難しいなどで
どこを使ったら良いのか?などと頭を抱えるケアマネも増えています。
今後の益々の高齢化社会において更に介護職の人材不足が問題になるでしょう。
その為「介護職離れを減らす環境をもっと介護施設の経営側は考えるべき」です。