介護士による介護を勉強するブログ

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介護施設の夜勤ほど理想論が高い人にやってほしい「過酷な現実」

夜勤の現実
介護施設の夜勤は非常に大変です。
下手したら施設ケアマネや夜勤をやらないパートさんでさえ理解してない場合があります。
「みんな寝てるんだから暇でしょ?」と言われる始末です。
今回はそんな夜勤の過酷さを語っていきたいと思います。

 

 

寝ない利用者もいる

私たちも人間ですから夜眠れないときってありますよね?
利用者さんだって眠れないときだってあります。
認知症がある利用者だったら不穏になって暴れまわるのを夜中やられてしまうとワンオペ夜勤でその人ひとりに対応を余儀なくされる為非常に過酷です。
そんな時に同時にセンサー反応があり転倒が起きたという可能性だってあります。
夜間の徘徊などが起きても基本そのまま様子見るというのが仕方ないという状態になる場合も多いです。
(対応してると他の利用者対応ができない為)

 

同時の対応には「優先順位」をつけるしかない

同時に動き出しやセンサー反応はコールがあったりします。
日中帯で2人とかいたら二手に分かれて対応したりしますが
ワンオペだと1人でやらないといけません。
これは仕方ないので行く順番は「危なそうな人から」です。
危なくない利用者さんには待っててもらうしかなくそれが数十分にもなりクレームになることもあったりします・・

 

休憩がとれない

人間相手の仕事である為タイムスケジュール通り終わらない場合が多いのです。
しかも夜勤は書類整理など時間があるからとある程度事務事が多いので
時間に余裕がある夜勤だと思う人は少ないでしょう。
そして仮眠を取れる夜勤を徹底してる施設は少ないでしょう。
理由はワンオペだからです。利用者が暴れまわっている中、仮眠することができますか?
現実は過酷なのです…

朝の起こすのも「動かない人から」になる

異常なぐらい忙しい介護施設だと朝5時ぐらいからオムツ交換やトイレ介助をして
起こし始めないと終わらないと思います。
1人で何十人も起こさないといけないのです。
転倒リスクがある利用者を先に起こしたら他の人を起こしている時に転倒…
という可能性があるので動かない、車いすの利用者などが優先的に起きるのが
どの施設でも暗黙の了解だと思います。
「早く起こしてかわいそう!」と言ってもひとりの力はというのはちっぽけです。何事にも限界があります。

 

理想論が高い人でも一度やれば考え方が変わる

「利用者ひとりひとりにしっかりと個別のケアをー」
「寄り添って対応をー」
とあれこれ言うと思います。
もちろんできる限りやっています。
しかしワンオペ夜勤はひとりですべてを抱え込まないといけない為
ストレスがたまりやすいのです。
一時期すき家のワンオペ問題がメディアで話題になっていましたが
すき家は普段足を運んで実態を見ることができるから話題になったのだと思います。
ところが介護士のワンオペ夜勤は普通の人からしたら見えないのです。
だからこそ閉鎖的で過酷な現実を抱え込むことになります。
まずは施設長やケアマネも過酷な夜勤や業務全般を考慮して考え方を改めないといつまで経っても介護離職は無くならないでしょう。