介護士による介護を勉強するブログ

介護現場のお話、役に立つ情報を語っていきます。

【家族向け】介護施設利用の際の持ち物は?…現場介護士が語ります

介護施設持ち物

「特養、デイサービス、老健、ショートステイの利用が決まった!持ち物は何を持っていくの?」
と悩む家族は多いと思います。
現場で働く私からの考えを交えて記事にしてみました。
今後施設入居する際の参考になればと思います。
ただし私はケアマネでは無いので「現場から見た考え」になります。

洋服は3セット程度でOK

洋服を大量に持ってくる人がたまにいますが持ち物は多すぎたら多いほどトラブルのもとになります。
ホテルではなくほかの人の荷物をいじってしまう利用者さんもいたりして紛失の恐れがあります。
現場で働いて思うのですがよっぽどのことが無い限り3セット程度で十分でしょう。
入浴時の交換や汚れたときに余分にあったほうが良いですが交換の頻度が多い場合、施設側から連絡があります。あとはパジャマが1着もしくは2着。
洋服関係に関しては
「普段着×3」「パジャマ×1もしくは2」「上着×1」「靴下×3」
そのぐらいで良いんです。
※持ち物には名前を書いておきましょう。フルネームで。本当に紛失が多いので要注意です。
衣替えをする際に面会+洋服を入れ替えしたりするのが良いと思います。

危険なものは持っていかない

ほとんど施設では刃物、火が出るものは原則禁止されています
本人が認知症なく大丈夫だとしても何かの拍子で他の利用者がとってしまい事故の恐れがあったりします。

高価な貴重品、お金について

高価なもの、本人が普段持っていたものだから…と持ってきたりする場合がありますが基本的には自己責任です。
やはり何かの拍子で他の利用者がとってしまう可能性があったりします。
お金に関しても自販機で何かが買える程度で良いと思います。
これは認知症特有の症状「物盗られ妄想」などでたくさん用意しているとトラブルの元になります。

転倒しずらい「上履き」

スリッパは危険です。必ず「かかと」がある上履きを用意します。
介護用シューズで検索すれば出てきますがマジックテープ式でバリバリとめるタイプです。

テレビは?携帯電話は?

テレビは共用スペースの食堂にあるものでよければ不要です。
居室内でも見たい場合は本人に合わせて準備しましょう。
携帯電話は本人が普段使っていたのならそのままでも良いと思いますが
共同部屋(4人部屋)の場合、ほかの人の迷惑にならない使い方をするように話をしてください。
ただし徐々に認知症の進行によって依存、迷惑がかかったりする場合には持ち帰って頂く場合があると思います。
私の経験上「施設側から持ち帰ってもらう」というパターンはほとんど見たこと無いですが徐々に家族に連日、長時間電話が続き家族側から「電話が酷いので持ち帰ります」となったことが多いです。

入居時に荷物チェックはしてますが…

後から家族が持ってきたものは追加でチェックをしたりすることは無かったり、急な入所でチェックができず、何かの拍子で紛れ込む可能性もあります。
人員不足な中、業務の合間にやるので万全な管理体制では無いということだけ理解して頂きたいです。
だからこそ、高価な貴重品等は極力持ってこないでと言う施設がほとんどです。
危険なもの(刃物や火がつくもの)以外は持ってきても原則問題無いですが自己責任になります。
ただし施設によってルールは変わるのでそれぞれ契約の時に確認してください。
なお荷物は最小限にしないと入院、移動などによる退去の際にも家族が負担がかかる為注意が必要になります。

 

 

介護士側の内情を知っていただきお互い良い関係が築ければいいなと思います。